カテゴリ:物語について( 19 )

物語とは劇薬である

物語は劇薬です

適度な使用はあなたの人生の苦しさを紛らわす効果がありますが

過度な使用はあなたの人生そのものを見失わせる危険があります

注意すべきです
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神社仏閣シリーズ2017
京都
金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)


by sadsonghappystory | 2017-03-12 01:32 | 物語について

物語って

物語って
作り物だから
コントロールできると
思いがちなんだけど

ちょっと
違うんです

物語って触れる人の
想像力によって完成する
ものだから

送り手側が
100%コントロールすることは
じつは不可能なんです

そこが厄介だけど
一番面白いところ
なんですよね〜
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東京2013
日本橋


by sadsonghappystory | 2017-01-11 00:36 | 物語について

物語の中に生きている

人は物語の中に生きていて
でも物語はウソなわけで
でもウソだから救われもし

というわけで
物語を扱う仕事をしてる身としては
真剣に考えてしまうわけです

ウソだからいい
ウソだから注意
ウソに救われ
ウソに足元をすくわれ

物語の中で
ぼくたちは生きているのです
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神社仏閣シリーズ
京都2012


by sadsonghappystory | 2016-11-09 02:03 | 物語について
人はいずれ死んじゃいます

それを我が身に照らし合わせると辛くて

だから普段考えないようにしています

でもそれもなかなか難しくて

人類はやがて「物語」というものを生み出しました

いわば「人生の意味づけ」です

そうして人は実人生そのものを物語の文法で理解したりするようになりました

だから人は物語にはまらない生き方を恐れるようになりました

でもなあ

人生はやっぱり物語じゃないんですよね〜

つまり予想通りには行かないってことです

そのことに対しての覚悟を持つことが必要だと思います

それが僕にとって一つの「美しい生き方」です

あくまで僕にとってですけどね〜
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神社仏閣シリーズ
東京2012
日枝神社




by sadsonghappystory | 2016-10-23 00:10 | 物語について

中くらいの物語

人類の未来を
憂いたりするのは
大きい物語

半径10mくらいの人間関係を
掘り下げるのは
小さい物語

だとすると

自分の好みは
中くらいの物語です

小中規模の共同体
(仲良しグループ〜国家レベル)
での人間模様を見るのが好きです

好みってのは
あるものだなと
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ロンドン2015夏



by sadsonghappystory | 2016-04-24 00:10 | 物語について
「夢に向かってがんばる」
という物語にとりつかれてしまうと
夢が実現しない方が
物語が続いて都合がよい

という不思議な現象に
巻き込まれるのではないでしょうか

例えば誰かの「ファン」になったとして
その人を追いかけたいけど
実際に二人きりになっても困っちゃうみたいな

「物語」とは時に「人生の意味づけ」であり
思うに「夢」も「物語」の一種です

今回のタイトルはそういう意味で
このことに自覚的じゃないと
後であたふたすることになるぜという
意見だったりするわけです
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美術館シリーズ
ヴィクトリア&アルバート博物館
なんかとにかく実物がドーンと展示されてます




by sadsonghappystory | 2015-10-05 00:51 | 物語について

物語

泣きたいときに泣けたらいいけど
そううまく行くとも限らない

その涙を押し殺しているうちに
何年も何十年もたつことはあるわけで

とーとつだけど
だから物語というのは
ヒトの役に立つと思うのだ

流せなかった涙を溶かすために
叫べなかった怒りを代弁するために
くさくさした気持ちを吹き飛ばすために
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桂離宮シリーズ






by sadsonghappystory | 2015-05-29 00:32 | 物語について
4月1日にも書いた話です

「ワタシ」の話をつきつめると
どの「ワタシ」だって
「正しい」ということになります

でもね
この「ワタシは正しい」というのは
流通させやすい物語なんですよ

なぜなら誰もが
「アナタは正しい」と
言ってもらいたいから

そうでしょ』
そうなはずです
少なくともぼくはそうです

悪いのは「組織」である
というハナシをよく見かけますが
「組織」ってのは「個人」の集合体なんだから
そこんところをちゃんと考えね?と

そこらへんが
自分的には最近のテーマです
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桂離宮シリーズ
園林堂




by sadsonghappystory | 2015-05-10 01:18 | 物語について
高校生から大学生のころ
やたら映画館に通った

映画が終わって街に出たとき
現実にうまく戻れない感じが
好きだった

現実と物語の境界線が
あいまいになる瞬間だ

それはいま
劇を演出するようになっても
変わらない
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桂離宮シリーズ
松琴亭の中にあった
囲炉裏と棚

囲炉裏に火を入れることで
棚の中の料理の暖かさを
キープしたそうな



by sadsonghappystory | 2015-05-01 02:49 | 物語について

生きるか死ぬかの物語

人生の意味づけに
ヒトは「物語」を
生み出したのだと思います

ということは
はたから見ていて
メチャクチャな「物語」でも
当人にとっては生きるか死ぬかの
意味づけなわけで

そういうときに僕は
人間は悲しい生き物であるなと
考えてしまいます
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神社仏閣シリーズ
松尾大社




by sadsonghappystory | 2015-03-17 01:57 | 物語について

★板垣恭一/いたがききょういち 東京都出身。演出家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て、フリーの演出家に。以降、数々のプロデュース公演を演出。映像ディレクターとしても活動。


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