2017年 02月 20日 ( 1 )

ニューヨークでジャズ修行をしていたピアニストさんに聞いた話です

ジャズの本場で演奏することにものすごく緊張していたと

クラブでアドリブソロを演奏しても拍手が全然もらえないと

どうしてだ? 

やっぱりみんな耳が肥えているから自分の演奏が未熟なんだろうと

考えて練習して悩んで練習して何とか良い演奏をしようと悪戦苦闘したそうです

それでも拍手の来ない日々

ある日ふとしたはずみで何気なく演奏したフレーズにパラっと拍手が来たと

あれ?と思いその日からあまり考えすぎないように演奏をするようにしたと

そうしたら徐々に来るようになったそうです拍手が

それも日に日に増えて行ったと

拍手って「俺は感じたよ」という合図だったんですね

「上手だな君は」という賛辞ではなかったんですよ

と彼は言いました

それから彼は自分の感覚を信じて演奏をするようになったそうです

彼は「島健」というピアニスト・アレンジャー

聞いた場所は『フランケンシュタイン』の稽古場でした

とてもいい話を聞かせてもらったと思います
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神社仏閣シリーズ2017
京都 妙心寺 養徳院の庭



by sadsonghappystory | 2017-02-20 00:05 | いろいろ

★板垣恭一/いたがききょういち 東京都出身。演出家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て、フリーの演出家に。以降、数々のプロデュース公演を演出。映像ディレクターとしても活動。


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