自分のものじゃないから面白い

お芝居って自分のものじゃないのが楽しいんですよね

演出の仕事をしていると現場責任者としての多数の判断を独断ですることも多いんですけど

出来上がる作品は自分のものとは言い切れないってところがね

じゃあ誰のものなんだっていうと

関わっているすべての人のものだということなんですよねお客さんを含めて

100のうちのいくつかをみんなで分け合っているというわけじゃなくて

プロデューサーは100近くに関わっているし僕なんかもそうなんだけど

劇場でパンフレット売るためだけの人にとっては2〜3てこともあるかもだけど

あれだ!お客さんは100関わっていますわ

でもその100は僕らの100とは別次元での100であって

そういう重層的な構造としての「みんなもの」感がたまらなく面白いんです

だからやれるんですよね

自分ひとりだけのものだとしたあんまり頑張れないなオレは

はい
f0141840_02523442.jpg
神社仏閣シリーズ
大徳寺 総見院の庭


by sadsonghappystory | 2016-03-09 00:10 | いろいろ

★板垣恭一/いたがききょういち 東京都出身。演出家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て、フリーの演出家に。以降、数々のプロデュース公演を演出。映像ディレクターとしても活動。


by sadsonghappystory