エラーが起きることを前提とする

問題が起きないことを
前提としたシステムは
問題が起きたときに弱いです

ということを考えました

中学生が自殺して
その責任が担任のエラーにある
という「雰囲気」の報道が
たくさん出ています

担任にエラーはあったのかもしれません

でも交換日記をしたところで
1対多数ではエラーは起きうるという
防護ネットの貼り方を考えていなかった
組織作りにもエラーはあったのではないでしょうか

民主主義が新しかったのは
人間は間違えるということを前提に作られた
システムだからだと言った人がいました

三権分立とは
「司法(裁判所)」「立法(国会)」「行政(内閣)」
それぞれが互いを監視するシステムで
だからこそ大きなことを決定するには
長い時間がかかります

そのワザと作られたまどろっこしさこそが
民主主義の強みだというわけです

「言論の自由」も同じように
大事を少数の意思決定で動かせないようにする
まどろっこしさを生むための発明です

つまり先達は
「個人(=少数)」を尊重しすぎると
「やらかして」しまったときに
どうしようもなくなると気づいたために
この歯切れ悪いシステムを作ったのです

人は過ちを犯す

その前提に立った考え方が
もっともっと広がっていくことを
願っています
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6月日光
切り株




by sadsonghappystory | 2015-07-09 01:43 | いろいろ

★板垣恭一/いたがききょういち 東京都出身。演出家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て、フリーの演出家に。以降、数々のプロデュース公演を演出。映像ディレクターとしても活動。


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