指示するなら肯定形で

演出家というのは
言葉で人に指示を出すことが
主な仕事です

気をつけているのは
否定形でしゃべらないこと

〜しないで
〜はダメ
という言い方ではなく

〜して下さい
〜がいい
という言い方を心がけています

何が違うって
結果が全然違います

否定の言葉で作ったものは
相手の気持ちを萎縮させ
どんなに良かったとしても
こっちのリクツの範囲を越えません

でも肯定の言葉で作ったものは
相手の想像力を引き出すことで
こちらの思惑をはるかに越える
すばらしい結果になることがあります

ちなみに
否定するのは簡単なんです
なぜって不正解は誰にでも
分かるから

肯定形でしゃべるには
こちらが正解をある程度
覚悟して決めなくてはならず

だから難しいのですが
ヒトに言葉で指示を出す時は
よく考えた方がいいです

演出家に限らず
先生とか親とか上司とか
センパイとかカレシとかカノジョとか〜
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紫陽花シリーズ
その3

これもあじさいだと思います
なぜなら〜の理由はまた明日
by sadsonghappystory | 2012-07-16 01:11 | いろいろ

★板垣恭一/いたがききょういち 東京都出身。演出家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て、フリーの演出家に。以降、数々のプロデュース公演を演出。映像ディレクターとしても活動。


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