敵はいない

金八先生
ファーストシリーズの時
15才ちょうどでした

このシリーズ嫌いじゃないので
楽しんで見たのですが
大きな違和感がひとつ

「敵」が明確にいたんですよね
数学の先生だったんですけど

今から31年くらい前の
イタガキ少年は
敵が明確なら
人生ラクだよ〜と
思ったものでした

金八先生を
批判したいのではないです

その後このシリーズは
「敵」を人間の内面に
見いだすようになって
この違和感は消えましたし

何を言いたいか

「敵」がいる
つまり「悪いやつ」がいて
自分および世界がうまく
行かないのはそいつのせい
なんて考え方は
あまりに幼稚じゃないか?
ということを言いたいのです

いいものとわるもの
世界を二つに分ける
考え方を二元論と
いいます

しかし二元論というのは
物事を整理して考えるための
道筋としてだけある
いわば「架空」の物語

それを実人生に
無造作にはめ込もうとすると
うすっぺらくておもむきのない
状況が出現してやれやれです

悪しきものは
自分の中にこそあるという
自覚を日頃から強くして
どうしようもなく生まれてしまう
悪しき状況に立ち向かって行く

そんな生き方どうよ?
そういうのの方が
カッコよくね?
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庭園美術館の
いわゆる庭園部分
by sadsonghappystory | 2011-07-07 01:34 | いろいろ

★板垣恭一/いたがききょういち 東京都出身。演出家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て、フリーの演出家に。以降、数々のプロデュース公演を演出。映像ディレクターとしても活動。


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